加えてLzts1は神経幹細胞の分裂軸を制御→斜め分裂によりB突起を持ち、A接着を持たない、幹細胞でありながら脳室面から離れる外側放射状グリアの形成を促進。外側放射状グリアは大量の神経細胞の産生+シワの形成に貢献。シワのあるフェレットではLzts1の発現が高く、阻害すると外側放射状グリア減少
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年6月29日
疾患(先天性下痢症?)にリンクしたゲノム領域の同定→転写因子の結合サイトがある→レポーターにつなぐと腸で発現→KOマウスを作ったら同様の症状(普通は転写制御領域変異としてここで終了)→なぜかしつこく転写産物を検索→新規遺伝子の発見! https://t.co/dXQKYbYPll
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年6月19日
ヒトを含む羊膜類では指間細胞が死ぬ(ICD)。ICDにROSが必要。低酸素状態のニワトリでは死なない。水かきのないカエルではROSが検出されICDが起こる。ICDが起こり水かきのできるXenopusで血管を発達させROSを上昇させるとICDが阻害される。https://t.co/QcA1QlARxL
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年6月14日
核は力の伝搬に必要。ハエの脚の形態形成時、細胞が死ぬとbasal側にアンカーされた核とapical面との間にアクチンケーブルが作られ収縮することにより細胞(上皮層)が縮まる。https://t.co/7M3z1tWEYq
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年6月13日
Wnt co-receptor LRP6のC末ドメインをCry2でoligomerizationさせるとWnt経路を活性化できるのですね。(線虫はLRP6がないので使えないけど。。。)https://t.co/0mo5uUstqV https://t.co/MqfE44Du1J
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年6月12日
細胞極性制御蛋白、PAR3 PAR6 aPKCを極性化していない培養細胞に発現させると、ショウジョウバエの神経幹細胞で観察される非対称な局在が自発的に(外から方向性を与えなくても)形成される。その過程での蛋白ダイナミクスを詳細に解析。by Kalyn @RIKEN_BDR ㊗️🎉 https://t.co/s4xduCzeHE
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年6月10日
線虫は病原性シュードモナスの感染するとそれを避けることを学習する。この効果は4世代続く、感染するとASI神経でTGFβが発現→4世代継続、ASIやTGFβはP0ではなく子孫での効果継続に必要。PRC1は学習に、PIWI-低分子RNA経路は継承に必要 https://t.co/yo3913Wfe7
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年6月8日
プラナリアの前後両端の筋肉で発現する核内受容体NR4A を阻害すると、末端の位置情報が異常になり、眼が前方にシフト、その後方に眼が次々と現れる😱😱https://t.co/tITYoPd6Gr https://t.co/v5iAaCiSCy
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年6月5日
多くの疾患に関与する「Wntタンパク質」の立体構造をついに解明!!
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年5月9日
(カエルの)Wnt-Fzの結晶構造解析は以前にもありましたが、今回のポイントは最もよく研究されているWnt3であること、さらにWnt-Fz複合体がdimerを作っていることを初めて示したことでしょうね。https://t.co/R4vYZJsAF8
ストレス応答に働くSKN-1/Nrf1転写因子のAアイソフォームはER膜に局在+Nグリコシル化されて不活性。ストレス→膜ドメイン切断+NglycanaseがNグリコシル化されたアスパラギンをアスパラギン酸に変換、核移行して転写活性化。酸化ストレスに働くCアイソフォームは変換されず異なる標的を転写 https://t.co/a7FYnUNlFd
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年4月19日
古典的な紡錘体モデルは中心体から伸びた微小管が赤道部で逆向きに重なりそこがスライドすることで伸長する。しかし紡錘体を人為的に引っ張ると赤道部ではなくPoleと赤道の間で同方向MT間でスライドすることで伸長する。新分野島本さん🎉🎉https://t.co/jBGal8mXk5
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年4月12日
論文のタイトルdsxとプレスリリースtraがかなり異なります。dsxとtraは性決定遺伝子で、雄の角形成に関与するのは予想できます(証明するのは重要)論文ではそれが働く時期を特定、dsxが組織、時期によって異なる働きをしていることを発見。
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年4月12日
カブトムシ角がメスに生えない理由https://t.co/qNOoZtIZ8s
線虫P. pacificusはC. elegansなど他種の線虫を捕食するが自身は食べない。同種でも異なる地域からの系統間は食べる。この自己認識は63残基のペプチドSELF-1に依存する。C末が系統間で様々で、改変すると自己認識が消失。https://t.co/w2uA6s6Ncp
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年4月8日
単一のMEF細胞はiPS化する能力を持つが、MEF集団をiPS化する際には、少数のWnt1発現細胞(神経堤幹細胞?)がエリートとして高いfitnessとリプログラム能力を持ち、集団をiPS化していく。他の細胞は競合の結果?死んでいく。https://t.co/xGxjB4XaUH
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年3月22日
線虫の受精卵の極性化symmetry breakingは精子の中心体に集積した Aurora-Aキナーゼがその近くの細胞表層のアクトミオシンを阻害することで起こる。https://t.co/0fkqz9m2zv シンガポール茂木さん🎉
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年3月15日
解説 by @sugi05 独立後の発論文🎉(関連プレプリントも公平に評価)https://t.co/CxDsC0MUt3
キネトコア蛋白Knl1/Ndc80は線虫Post-mitotic neuronの樹状突起に局在し、その伸長に必須な働き。Congratulation for exciting story!
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年3月1日
同号の論文でハエでも同様の機能https://t.co/dmKiLS9CeJ https://t.co/DmAp31vmL4
リボソーム蛋白遺伝子やrRNA座がない線虫は母性リボゾームだけで正常胚発生→L1幼虫で同様に発生停止。2細胞期に片側だけが持たないモザイクの場合も同様の表現型。リボゾーム遺伝子持つ細胞も持たない細胞も同様の大きさ。生体全体で個々の細胞の成長を制御するしくみがあるhttps://t.co/btFFm2Od4d
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年2月27日
癌の浸潤転移に必要な上皮間葉転換EMTを細胞極性制御因子PAR-aPKCが抑制。aPKCが転写因子SNAILをリン酸化して分解誘導。極性喪失でSNAILが安定化しカドヘリンの転写を抑制→EMTを促進https://t.co/RnJDIUo0HO
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年2月25日
抗菌ペプチドNEMURIは睡眠を誘導する。菌を殺す活性に加え、ショウジョウバエで過剰発現すると睡眠を促進、そのことにより感染耐性が上昇。欠失させると睡眠不全で軽い刺激で目を覚まし眠れなくなる。https://t.co/VQ4NuwbiHw
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年2月1日
昨日の雑誌会:アデニンのメチル化6mAは世代を超えてエピジェネティック情報を伝える。線虫をミトコンドリアストレス下で飼育すると、次世代以降同ストレスに耐性になる。ストレス→転写因子ATF→標的遺伝子のH3K4me3+6mA↑→次世代へ https://t.co/DHMAOKVhRR
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年1月25日
マトリックスメタロプロテアーゼMMPは基底膜の分解を介して癌細胞などの浸潤に関与すると考えられているが、その阻害剤で癌転移を防ぐことはできていない。線虫のAC細胞はMNPがない場合ミトコンドリアの集積→ATP供給→アクチンによる力という別経路で浸潤する。https://t.co/WiQZuotfzp
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年1月25日
Wntによる細胞移動制御に受容体の局所的活性化は必要ない。ロドプシンとFzのキメラを発現させ細胞膜全体でFzを光で活性化。Fz-DVLの細胞内への取り込み、細胞突起形成が活性化、Fz変異体ゼブラの細胞移動異常が回復 https://t.co/tHd9WbzORy
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年1月23日
importinαはパルミトイル化されて細胞膜に局在する+NLSに結合できなくなる。これにより紡錘体・核のサイズを制御するkif2aやラミンなどの様々な蛋白の局在を調節することで、細胞の大きさに合わせた紡錘体・核のサイズ(スケーリング)を制御。https://t.co/lBKV4U24Qd
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年1月11日