なぜアルコールに呑まれるのか
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年6月27日
遺伝的背景が揃っているはずのマウスでも、1割程度が甘いサッカリンよりアルコールを好む。アルコールを選ぶと電気ショックを受ける状況でもアルコールを選ぶ。このマウスも人間のアルコール依存症の患者もGABAトランスポーターの発現が低い。https://t.co/1zw686LAC6
ヒトの小頭症/巨頭症においてそれぞれ欠失/増幅しているゲノム領域にヒト特異的なNotchホモログが存在。細胞内で?Deltaに結合し、細胞自立的にNotch経路を阻害→分化を抑制・増殖を促進。ヒト特異的な遺伝子の獲得・進化で脳を大きくした?https://t.co/BxS5mzO3MO
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年5月31日
今日の雑誌会はこれ。「生殖器の動きを制御する神経回路形成を制御する経験と性」https://t.co/OeKOQCfSVD 論文から考えられるモデル。線虫交尾針を伸ばす筋肉活性化(交尾経験?)→ニューロリギン発現低下→シナプスのニューレキシンを介してニューロンの神経突起伸長+シナプス形成→交尾が上達!
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年5月17日
家族ALSの主要原因はC9orf72遺伝子にある。その線虫ホモローグ alfa-1の変異体では卵黄が胚胎外に異常に放出され蓄積する。alfa-1はエンドサイトーシスされた蛋白の分解を助けリソソームの再構築を制御する。ALSにリソソームの異常が関与するかも。https://t.co/gHT8TPrdLW https://t.co/QkFDySuiDr
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年5月12日
GFP融合蛋白でその発現をモニターしようとしてもGFP成熟までのタイムラグがありリアルタイムにならない。転写因子と抗GFPナノボディを融合させ、あらかじめ細胞質にGFPを発現させておくと、転写因子発現+核移行とともにGFPも核へ。リアルタイムで発現+核局在をモニターhttps://t.co/eCCLLO6wnQ
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年5月11日
ヒストン脱メチル化酵素KDM6Bが温度による性決定を制御する。ミシシッピアカミミガメが雄になる高温26度でKDM6Bが発現し、性決定遺伝子Dmrt1プロモーターのH3K27デメチル化して発現を誘導。KDM6B阻害で26度でも雌になる。https://t.co/A19yVPgIGk
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年5月10日
My F1000 evaluation. PCP is oriented both by Wnt and FGF in mouse limb bud. Their ectopic expression can reorient PCP. The effects of FGF depends on Wnt. Wnt has both instructive and permissive functions in PCP. https://t.co/nvNjT7U0wF
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年5月10日
ハエの共生菌S. poulsoniiは雄のみを殺す。そのkiller蛋白Spaidの同定。Spaidは、雄のX染色体に局在し遺伝子量補正を担うMSL複合体依存的に、染色体異常、細胞死、神経異常を引き起こす。元上村研春本さんおめでとう!https://t.co/gnJnmcPFkm
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年5月3日
Wntの分泌に必須?な蛋白WntlessはWntと無関係に同じ神経細胞の樹状突起の自己反発を介してそのパターンを制御する。線虫PVD神経、ハエDa神経で同様の機能。HeLa細胞に発現させると自身の結合により細胞凝集を引き起こす(下流が働かないので反発はしない)https://t.co/rGmHDweoCo
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年4月24日
アルツハイマー病に深く関与するアミロイドβ前駆体蛋白質の線虫ホモログAPL-1は軸索再生を阻害する。APL-1がないと再生が促進される。細胞外ドメインだけでも軸索再生を阻害できる。https://t.co/5rNExO0oLq
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年4月22日
液相分離で異なる液滴を作る原理。真菌Ashbya gossypii のBNI1とCLN3 mRNAはRNA結合蛋白Whi3と共に異なる液滴に存在する。in vitroでもRNAの2次構造依存的に別々の液滴を形成する。https://t.co/SZi1RyNHPYpic.twitter.com/eHqE42rGUu
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年4月13日
マウス脳と脊髄の1細胞プロファイリングで100以上の細胞種を同定。これまでヒトの細胞は合わせて200種以上とか言われてましたが、こういう解析で飛躍的に増えるでしょう。それぞれがどんな機能しているかももちろん重要ですが、これだけ多種の細胞をどうやって作るのかも重要https://t.co/fFXiDgZ4sr
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年4月13日
雄ショウジョウバエ生殖幹細胞の非対称分裂において、ニッチシグナルUpdの受容体DomeはJAK-STAT経路を活性化し、幹細胞の自己複製を促進するが、加えてEB1に直接結合し、分裂方向をも制御する。Domeは分裂前はニッチとの境界に、分裂中は紡錘体に局在を変化させる。https://t.co/GtUD2me0Gf
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年3月28日
低分子RNAをメチル化する植物の酵素HEN1を用いて、生体内の特定の細胞の全miRNA(microRNome)を、その細胞を単離せずに調べる方法。
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年3月28日
動物にもそのホモログはあるけど、miRNAではない低分子RNA(siRNA piRNA)をメチル化するのね。https://t.co/aiH0x711oa
癌抑制蛋白APCはGSK3キナーゼなどと複合体を形成し、βカテニンの分解を促進します。この働きに加えAPCが、Wnt非依存化でのWnt受容体などのエンドサイトーシスを阻害することで、Wntシグナル経路の異常活性化を抑制していることがわかりました。https://t.co/Lghlm7x4Xb
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年3月21日
線虫の死細胞の貪食に働く遺伝子経路は明らかにされている。しかし、神経細胞など突起を持った細胞の死において、突起の貪食は既知の経路に依存せず、細胞融合に働くEFF-1/Fusogen依存的に起こる。EFF-1により突起を包み込むphagosomeは最終的に自己融合してシールする。 https://t.co/rznaQ4bjRD
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年3月21日
蜜蜂の通常の部屋は横向きに作られるが、女王幼虫の部屋「大台」は縦向きで出口は下。生育に必須なローヤルゼリーにくっついて幼虫は落ちない。その主要な蛋白質MRJPは繊維状の構造を作ってローヤルゼリーの粘度を高め女王幼虫を支えている。https://t.co/29NZJGIrrO
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年3月20日
赤外線レーザーを動かして、細胞内に熱の波を作り、細胞質流動を人為的に作る。これを線虫受精卵に導入して、流動を起こすと極性を反転させることができる。https://t.co/biUBd3UghV https://t.co/uvjdcXxzvl
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年2月7日
リボソームによる細胞の初期化!以前の報告(乳酸菌による初期化)→乳酸菌ライセートでも初期化→ライセートを分画→リボソームで初期化→真核生物のリボソームでも!細胞はエンドサイトーシスでリボソームを取り込みクラスターを作り三胚葉に分化できるがキメラにはならないhttps://t.co/v6r4Du4o84
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年1月31日
RT>長期記憶に必要な蛋白Arcは自己集合してウイルスのカプシド様構造を作り自身のmRNAを包み込み、細胞外小胞として神経細胞から放出されて、標的細胞にmRNAを伝える。驚きの発見 😱https://t.co/UVCxmGZI7s
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年1月13日
審査中論文ですが。線虫は自らの腸をオートファジーで分解し卵黄を作る。その結果、老化した線虫では腸が退縮し、体腔に卵黄が蓄積する。ダメージの蓄積ではなく、正常な機能により、老化の症状が現れる。https://t.co/CEnPmlk1dJ
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2018年1月4日