線虫の前後軸(受精卵の極性)は精子が受精した場所で決まると信じられてきた。極性を決める精子由来の核・中心体は細胞質流動によって動き回り反対側に到達することもあある。その場合前後軸は反対になる。https://t.co/ghjgPNLIeW
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年12月27日
神経幹細胞の運命は分裂後、頂端面につながっているかで大きく変わるはず。しかし分裂面を変えて頂端面から離しても神経細胞生産全体に大きな影響はなかった(以前の論文)→幹細胞増殖期には頂端面から離れても再び突起を伸ばし頂端構造を再構築する。松崎研㊗️🎉🎊 https://t.co/ON7IouieTu
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年12月24日
微小管の中にアクチンというプレプリントがありましたが、γ-tubulin ring complex (γ-TuRC)の中にもアクチン様蛋白!γ-TuRCの構造は非対称 https://t.co/tdlAw1kVIz
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年12月18日
光合成細菌を葉緑体として共生するために活性酸素に対処する様々な機構がある。単細胞生物が藻類を捕食する際にも活性酸素に対処している。共生よりずっと前から共生の準備をしていた?日本語タイトルがいいね。 https://t.co/v1vXacGrvv
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年12月9日
My F1000 evaluation. https://t.co/C1QhUphORx
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年12月4日
Wntの濃度勾配は重要なのにWgを膜結合(NRT-Wg)にしても機能するという衝撃的論文がありました。その論文でも標的遺伝子の発現に関してはNRT-Wgの効果は近くにしか及ばない。ではなぜ機能してしまうのか。
My F1000 evaluation. zebrafish胚で、細胞が周りよりも異常に高い/低いWntシグナル活性を持っていると、細胞死によって除去され、スムースなWnt活性勾配が維持される。https://t.co/jWVWu4Ntcl
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年12月3日
マウス胚8細胞期では細胞は丸く、極性に従って非対称分裂(胚になる内側細胞を作る)→16細胞期には外側細胞は扁平に細長くなり形に従って対称に分裂。内と外のバランスが崩れると細胞形態が変化し、対称・非対称分裂比を変えて配置を補正する。https://t.co/hovjvfSTaY
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年11月28日
甲虫の武器(大アゴ)の大きさは栄養条件によって発現量が変化するインスリン様ペプチドによって制御されている。https://t.co/JV6VaryQMr 原著https://t.co/yClq3DSTbJ
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年11月28日
昆虫病原性線虫は、昆虫に感染して腸から病原性細菌を放出し昆虫を殺す。線虫自身は耐性→新規抗生物質(特殊なリング構造を持つ7アミノ酸ペプチド)の発見
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年11月26日
原著 https://t.co/ZhvGM2H5c1 https://t.co/SzfWom2bEn
ホヤの脊索前駆細胞は大きさの異なる娘細胞を作る非対称分裂を繰り返す。その結果、前端、後端の細胞が小さく中央の細胞が大きいという脊索の構造が作られる。https://t.co/X9CLzAWckL
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年10月11日
細胞質のFアクチンの働きでマウス卵母細胞の核は中心に位置するが、加えて核膜が激しく動く。伴ってクロマチンも動く。Fアクチンが異常だと、核が中心に位置せず、核膜の動きも弱く、遺伝子発現も変化。https://t.co/vnAbczuAMO
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年10月11日
Basalレベルのカスパーゼの活性→Basalレベルのオートファジーを誘導するAcnを切断→カスパーゼがtissue growhを促進(通常のカスパーゼの役割のイメージと反対)東大三浦研㊗️🎉 https://t.co/XSy5HBoSTI
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年10月10日
ヒ素耐性の線虫。ヒ素を多く含むモノ湖で最も多く生育する線虫Auanemaはヒトの致死量の500倍のヒ素でも生存できる。現明治大新屋さん㊗️🎉https://t.co/6bv1oYXRSt
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年9月27日
超音波で遺伝子発現を検出する方法。水生バクテリアは浮力を生み出す空気を含んだナノ構造ガス胞を作る。この構成蛋白を発現レポーターとして哺乳類細胞やマウスで発現→ガス胞が超音波を反射するので検出できる。https://t.co/A0Lh2PiLDL
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年9月26日
CRISPRに用いるgRNAは標的に結合しないと分解される。これを用いて、細胞内の特定のDNA(
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年9月20日
Cas9)やRNA(Cas13)または同時にライブで観察するLiveFISHを開発https://t.co/srow746PD6
クロマチンをvitroで再構成すると液ー液相分離LLPSする。LLPSはリンカーH1によって促進され、p300 によるアセチル化で阻害される。アセチル化クロマチンは複数ブロモドメインを持つ蛋白と結合するとLLPSする。LLPSによってクロマチンの区画分けが起こっている?https://t.co/47Cs6Q919z
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年9月19日
真核生物のほとんどのイントロンはGT/AGである。オタマボヤの一種F. borealisは他のホヤで見られるGT/AGイントロンの大半を喪失し、代わりにトランスポゾン由来のGT/AGではないイントロンをたくさん持つ。トランスポゾンに対抗するためスプリング機構を進化させた?https://t.co/qVobE1oAvL
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年9月19日
発生では受精卵に局在化したmRNAなど初期の非対称性によって前(BMP)後(Wnt)軸が決まるが、胚の細胞を混ぜて培養しても前後軸形成+形態形成(伸長)が起こる。形態形成を阻害すると、BMP/Wntの活性も局在化しなくなる。形態形成と前後軸形成のフィードバック制御? https://t.co/WzrGxjLco7
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年9月14日
造血幹細胞の非対称分裂、Numb、PARD3b Lysosomeなどが多い娘細胞が幹細胞で、少ない娘細胞が分化する。https://t.co/l2vTIpiVyO
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年9月6日
相分離蛋白の挙動は蛍光タグによって異なる。PGL-1はGFP、mKate2、mTagBFP2タグでも同様に顆粒を作るが、相分離による顆粒を解消するhexanediol処理、高温処理、転写阻害(RNA低下)でGFPタグ顆粒のみが効率よく消える。microPubでも重要な論文 https://t.co/wCY3UGAXWl
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年8月24日
線虫の受精卵P0を含め生殖系列P系列はPAR/aPKCによる非対称分裂を繰り返すが、5回目のP4分裂は対称。これは反応拡散による極性形成が小さい細胞では起こらないから。実際P0を小さくするとP3の分裂が対称になる。Sharedit https://t.co/N3blttc8d8https://t.co/W5D2Ld42I7
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年8月18日
線虫の全ニューロン(118ニューロンクラスのうち109)の遺伝子発現プロファイルhttps://t.co/skWU09oIzj
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年8月17日
線虫の遺伝学でオピオイド受容体(MOR)を阻害するGPCRを同定。線虫神経でMORを発現させるとアゴニスト添加で動きが遅くなる。この反応が過剰になる変異体から保存されたGPR139を同定、マウス相同遺伝子の欠失でオピオイドへの反応が上昇https://t.co/0ZckhMS7sS
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年8月17日
動原体特異的ヒストンCENP-Aは置き換わらないと考えられてきたが、静止期の細胞や卵母細胞ではゆっくりと入れ替えが起こり、維持されている。維持機構が働かない卵母細胞では減数分裂で染色体分離異常が起こる。最終分化細胞では維持されない。https://t.co/naRnP0XqrP
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年8月17日
プラナリアの自己切断(動画が衝撃的)は親の大きさに依存する(starve条件にした時、大きいと複数回切断)これはWntとTGFβに制御された、メカノ感受神経細胞の分布に依存する。これまで切断は低頻度で観察困難だったが、飼育条件を最適化することで観察が可能に https://t.co/RBe6dZjeQM
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年8月16日
ショウジョウバエ胚で腸が収縮と共に前方に伸長する。後方でのGPCRリガンドFogの発現で局所的にミオシン活性化→その前方の細胞が引っ張られることでミオシンが活性化→波のように前方に広がっていく。open full text by sharedit https://t.co/wvFgDqVqgbhttps://t.co/hWZtA0vE7O
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年8月16日
話題の雌雄産み分けの論文ですが(これが人間に使われるのが懸念されます)X染色体のTLR7/8遺伝子がX精子でのみ発現、特異的な局在→活性化するとATP産生が低下して移動速度が低下。なぜこのような機構が進化したのでしょうね?自然界でも雄を優先的に産む場合があり得るのか?https://t.co/dKbewdEZgi
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年8月14日
発生生物学はHedgehogなどヒトの疾患遺伝子を数多く発見してきた。さらに、幼児期の主な死因は先天的な発生異常であり、発生の研究はヒトの研究に直結している。声を高らかに言おう我々は発生生物学者だとhttps://t.co/HkD20jV7iq
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年7月27日
ショウジョウバエの75%のゲノム領域がリアレンジしているバランサーストレインでクロマチントポロジー(TAD)が滅茶苦茶になっても、多くの遺伝子の発現に影響はない。発現を維持するそれ以外の機構が働いている。https://t.co/0dF9IVrPk6
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年7月15日
DNA microscopy: 細胞組織を固定して→ユニークID+OE配列付きのプライマーでcDNA合成→ゲル中でcDNAがある程度拡散→近接cDNAでOEが対合→PCRでつながった産物→大規模配列解析でRNA間の距離を計測https://t.co/KFb46XFooM
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2019年7月13日