続報:解糖系によるWnt経路制御。解糖系上昇→乳酸がプロトンとともに細胞外へ排出→細胞内pH⇧(がん細胞でも観察される)→βカテニンが酵素非依存的にアセチル化→中胚葉運命誘導 荻沼さん(遺伝学専攻出身、現群馬大石谷研)🎉🎉https://t.co/DUGOnTmC4p
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年6月24日
マーモセットに導入するとヒトのように脳にシワを作る遺伝子は、祖先遺伝子重複→点変異によりスプライスサイト→フレームシフト。その結果獲得したC末が重要な機能。ということはC末配列は元々持っていたけど蛋白になってなかった?たまたまそういう配列だった?とても不思議https://t.co/megwx7BlXB
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年6月19日
腸内細菌による行動制御 線虫がプロビデンシア属の細菌を食べる→細菌が合成するチラミンが線虫内でおそらくオクトパミンに変換→ASH神経細胞に働きかけこの細菌の臭いを避ける行動を抑制→よく食べるようになり、菌は線虫の腸で生育 Congrats! @SenguptaLab https://t.co/qs0qSIoKfW
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年6月18日
蛙卵抽出液を(細胞質)と丸いクラスター(核)を液滴カプセルに封入した人工細胞で、細胞が大きいと縁からのアクトミオシン波により核は中央に(動画前半)、小さいと縁ー核間にアクトミオシン・ブリッジの形成が起こり核は縁に偏る(後半)プレスリリース https://t.co/r1RfUQCFBr 🎉 @yusukemanlab https://t.co/LFWZOVnCYO
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年6月17日
細胞極性とシリアの方向をつなぐしくみ
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年6月16日
脳の上衣(ependymal)細胞が極性化(PCP)→Fzd6非対称局在→DVL→Daple→ダイニンの局在→基底小体を微小管で引っ張って偏らせる→方向性を持ったシリア→脳脊髄液流https://t.co/yb69UClPnH
線虫の発生で細胞分裂順序は決まっている。肺を温度勾配下で発生させて、順序を乱そうとしてもかなり発生できる。温度の高い細胞が分裂速度を遅くして、低い側に合わせる傾向。2細胞期のAB/P1の分裂順序は発生に必須だが、逆転しても正常形態形成が起こりうる。プレプリント https://t.co/q3iMXqY2HK
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年6月7日
様々な洞窟から発見された2千年前の死海文書のゲノム配列→紙切れ(主に羊の皮由来)の系統樹作成→分類に成功
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年6月3日
彼(線虫研究者)がPIとして着任→リトリートに向かうバスで死海文書研究者と同席して始まった。紙切れをつなぎ合わせていたスコッチテープなどからDNAを採取。連ツイと原著参照。Congra🎉 https://t.co/VL8V2RhBw7
SARS-CoV-2に特異的なFurin切断配列は、ヒトNaチャンネル(ENaC)に存在する。マウスではこの配列(ヒトと少し異なる)の切断がENaCの機能に必要。ヒトENaCはACE2と共発現しており、ENaCが阻害されることがARDSなどの症状に関与しているかもhttps://t.co/VadCQdJkMo
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年6月1日
中から観察というと少し語弊があるかな。細胞内のデバイスの動きを動画のように細胞の外から観察して、細胞内で働いている「力」を測定。いや十分すごい技術、(AK研は線虫胚に導入したい?) https://t.co/aQI27d1aMS
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年6月1日
核の大きさは細胞の大きさによって決まると考えられてきた。しかし動画のように分裂を人為的に非対称にしても核の大きさは対称(細胞大きさに依存しない)。核は間期に大きくなるがこれはERに依存(核膜の貯蔵)。非対称分裂でもERは等分配なので核の大きさは対称になる。Great work🎉 https://t.co/M2jeix73c7
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年5月31日
ショウジョウバエの平面極性(PCP)にWntの濃度勾配は必要ない。WgとWnt4の二重変異体でPCPに異常が見られ、Wgが極性方向を制御するという過去論文。https://t.co/sSWry8dGNU
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年5月27日
しかし、Wgを膜結合型に+4種のWnt(含Wnt4)をKOしてもPCPは正常 (未査読プレプリント)https://t.co/HYeVNd0Xm2
今朝のニュースで見たスマホでコロナを検出。原理を言わないのでデマじゃないかと思いましたが、ウイルス蛋白にDNAアプタマーが結合すると電気抵抗が変化するようです。ジカウイルスの検出に開発していた技術を転用したようですね。https://t.co/u4IGe80cBw
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年5月26日
ちゃんと読んでませんが、 やはり季節(高温や多湿)はSARS-CoV-2には(あまり)関係なさそう。https://t.co/pKzFBIutxn
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年5月19日
こっちは、今回の SARS-CoV-2の患者から、B細胞を単離し、single-cell-seqで抗体遺伝子を網羅的に集め、SARS-CoV-2に中和効果のある抗体を同定。https://t.co/RmbcFApkB1
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年5月19日
2003年にSARS-CoVの患者から単離されたモノクロ抗体はSARS-CoV-2にも効果がある。https://t.co/nBjhFixVY4
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年5月19日
新型コロナが発生する以前2015-18の血液サンプルの役半数にもそのようなT細胞が存在した。だからといって、新型コロナにかかりにくい、重症化しにくい、かも、かえって過剰反応してしまうかもまだわからない。原著https://t.co/dUmc6wUDNp https://t.co/N6v7eb8jym
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年5月16日
昨年肺炎のような症状を示して死んだ(?)マレーセンザンコウから同定したPangolin-CoVはSARS-CoV-2 S蛋白のRBD(ACE2に結合領域)と1アミノ酸しか違いがない。これとコウモリのウイルスとの(自然の)組換えによりSARS-CoV-2が生まれた可能性 https://t.co/8mFRMECEVd
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年5月8日
線虫を膨らませて観察するExpansion microscopy!cuticleがあるためいろいろ改変+膨らませた後で抗体染色できるようにProteinase K処理をしない方法を開発。本論だけで40ページ、Method含めて78ページの大作!とても読み切れない💦 https://t.co/dIzgODmr70
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年5月2日
SARS-CoV-2を切断するCRISPRの開発。上皮細胞株では成功。スプレーなどで気管の細胞に投与することを想定。そのような方法の成功例があるとの引用文献はマウスだったけど。。https://t.co/bw1KkEW4W0
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年4月30日
面白い研究ですね。人為的に大きくした場合の話なので、実際の大きな細胞はこうならないような機構があるのかもしれませんね(私がよく見えている線虫の細胞は他よりずっと大きい) https://t.co/uDUkENhP0h
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年4月26日
Pioneer転写因子Sox2がDNAに結合して、ヒストンに働きかけて、nucleosomeからDNAを剥がす様子が明らかに。動画で後から来る紫がSox2 🎉 https://t.co/a6LDYkKOLu
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年4月23日
5種類の化合物を線維芽細胞に加える→AXIN2⇧→ミトコンドリアに移行→mROS⇧→NF-κB–ASCL1経路⇧→光受容細胞分化→網膜変性症モデルマウスの視覚を回復させることができる。https://t.co/gDxuNFkJag
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年4月16日
ミトコンドリア(MT)による細胞極性化。線虫受精卵→後極での受精→精子由来MT+受精卵由来MTも局在→局所的H2O2上昇→PAR-2の局在化。H2O2レベル操作でPAR-2局在も影響される+人為的にMTを前極に局在させると極性を逆転可能。精子によるAIR-2を介した経路とは並列に働くhttps://t.co/vwvwp5yg5o
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年4月11日
PAM配列を必要としないSpRY。PAM配列としてNRNの方がNYNより効率は良いが、どちらでもゲノム編集できる。ヌクレアーゼとしてもベースエディターとしても使える😊😊 https://t.co/tsbQkgCHNE
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年3月27日
真核生物のphagocytosisに必要な遺伝子なしに、phagocytosisする細菌 (記事のタイトルは「動き」でなく、微生物を食べるとすべきでは?)原著 https://t.co/hjkjFI0cx4
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年3月24日
アメーバのように動く細菌見つかる “従来の概念変える発見” | NHKニュース https://t.co/51DoEtjiYz
胚発生の際、細胞死によって指が離れると考えられてきたがそれだけで十分ではなく上皮細胞の陥入が必要 https://t.co/tRHjlrtdIY
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年3月23日
健康寿命を制御する遺伝子。老化線虫ではセレトニン/ドーパミン合成に関わる酵素BAS-1の発現が低下。阻害すると低下しない遺伝子のRNAiスクリーン→ヒストンメチル化酵素SET-6+ブロモドメイン蛋白BAZ-2。変異体では老化による咽頭の動きの低下が弱く、寿命も延びるhttps://t.co/N5U5gAuyDk
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年2月28日
神経変性疾患は細胞外での異常蛋白の蓄積が原因。異常蛋白は細胞外シャペロンClusterinによって補足され、ヘパラン硫酸プロテオグリカンによって細胞内に取り込まれ分解される。
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年2月20日
おめでとうございます🎉🎉 https://t.co/xjJ1t2EUTf
生殖細胞を雄化するには、レチノイン酸RAとBMPがともに必要。BMPによって誘導されるGATAファミリーの転写因子ZGLP1を同定。ZGLP1は雌の生殖細胞で一過的に発現して生殖細胞の雌化に必須。https://t.co/HaUMdAKAJI
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年2月14日
記事https://t.co/DD8ZDYLAMz斎藤研🎉🎉
マウス神経幹細胞(RGC)は分裂時にミトコンドリアは 断片化しているが、分裂後RGCになる娘細胞では融合し、ニューロン分化する娘細胞では断片化のまま。薬剤で融合を促進するとRGCが増える。元遺伝研岩里研の岩田さんのプレプリントhttps://t.co/b6s2nS0nEK
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年2月11日
今回やSARSなど感染源とされるコウモリは飛行に必要なエネルギーを得るため酸化的リン酸化活性が高く副産物としてDNAが損傷され細胞質に存在。通常それは免疫を活性化させるが、コウモリはインターフェロン経路に変異があり、応答が弱い、結果多くのウイルスを持つが発病しないhttps://t.co/fz0kEpfLnH
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年2月7日
哺乳類の減数分裂進行に必須な遺伝子STRA8の分子機能は不明だった。RAによって誘導され、STRA8とともに6千もの遺伝子プロモーターに結合し減数分裂を進める転写因子MEIOSIN を同定。丹羽研🎉🎉https://t.co/uO2PbWW6D3
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年2月6日
PIWIはヒストンmRNAのサイレンシグを防ぐ。線虫PIWI変異体では転移因子のサイレンシングが解除されるが、それと別に働く下流の抑制複合体がヒストンmRNAに結合しヒストン合成を阻害→不妊 https://t.co/u9vVi7S5Ol
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年2月4日
動物と植物の極性制御機構は保存されている。アラビで細胞の角に局在するSOSEKI(礎石)は、陸生植物に広く保存され、DVLが持つDIX様ドメインを持ち、DVLと同様自己重合することで局在する。DVLのDIXをSOSEKIと置き換えるとDVLのpuncta局在を回復する。https://t.co/dWNMkCeHtE
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年1月31日
ニワトリ胚の原腸陥入時、左右の細胞は、それぞれ左・右に陥入し決して混ざらない。これは中央での細胞死に依存しており、細胞死を抑制すると混ざり合う。中央部にあるECMが細胞死を制御している。https://t.co/YE4UeShCVH
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年1月10日
GlioblastomaはFz1が局在した突起(tumor microtubes TM)を延ばし正常ニューロンを取り囲み周囲のWntを吸血!「バンパイア化」→ニューロンは死→Wnt吸収したGBはJNKを介して増殖+TMを延ばす→ポジティブフィードバックで😱😱😱 https://t.co/6VD1jnYRqj
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2020年1月7日