かゆみにはヒスタミンなどによって引き起こされる科学的かゆみと、虫が肌の上を歩くなど物理的刺激によるかゆみがある。機械受容チャネルPIEZO1はかゆみを感知するニューロンで発現し、物理的かゆみ感知に必要。https://t.co/irkGcL01GA
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年6月22日
相転移によるCO2感知。カンジダ菌では脱リン酸化酵素PP2CがCO2によって活性化される。この菌やアラビドプシスのPP2CはIDR領域を持ち(炭酸水素イオンではなく)CO2によって相転移する。CO2を直接感知するセンサーとして働くhttps://t.co/LmliLhDnlE
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年6月18日
DFz2切断酵素はNotch受容体も切断するγ-secretaseであった。そのサブユニットpresenilinはアルツハイマー病の原因遺伝子であり、患者の変異をハエに導入すると、DFz2のC末核移行+シナプスの成熟+ハエの行動が異常になる。https://t.co/C5VyV8f8J8
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年6月6日
今日の雑誌会(一年前の論文)目のない線虫が色を認識。青光とtoxinの組み合わせを避けるようになる(学ぶ?)青と他の色(Amber)との比が重要、N2は青の割合が多い方が、線虫野性株によっては、Amberの比が多い方が避ける効率が高まる。少なくともこの二色を見分けている。https://t.co/LoAt5SsigX
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年5月26日
mRNAの合成法は既にあるけど、今回はキャップ構造(m7GpppGmGm)を末端にくっつけて、天然mRNAと同じ(より??)翻訳効率にすることに成功した。 https://t.co/tVqiEZSNj4
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年5月25日
codon usageによって同じアミノ酸配列でも構造が異なるなら、ヒト蛋白を大腸菌などに作らせても構造が変化してしまう可能性がある。また、ゲノム編集で再切断を避けるために同義コドンに変換していますが、これも悪影響が出る可能性がある。https://t.co/8wSn0pBMyi
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年5月22日
ゼブラフィッシュで表皮細胞がDNA複製しないで分裂する話、線虫と真反対の戦略ですね。線虫は成長しながら幹細胞(seam細胞)は普通に分裂するけど次々融合して、主な表皮は巨大な多核1細胞。線虫の表皮は置き換わらないので互いに補い合うための戦略かな。https://t.co/SmEDe6aDbG
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年5月19日
ハエの非対称分裂時、サイクリンAが細胞表層に非対称に局在し、分裂方向を制御する。https://t.co/FTOO91SpWo
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年5月19日
今回:古いmitoの方がミトコン活性が高く、TCAサイクルが促進されている。新しいミトコン細胞は逆にpentose phosphate pathway が更新しており、それを阻害すると幹細胞性は阻害される。ミトコン活性によって代謝経路が変化し、幹細胞性が制御されている。https://t.co/vit80u611Z
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年5月19日
空間トランスクリプトーム論文花盛りですね。
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年5月6日
マウス胚発生 https://t.co/LGHDBioVAv
ゼブラフィッシュ胚発生https://t.co/0oRCjF4Ufq
アラビドプシスの葉https://t.co/2dKqYTARZR
ショウジョウバエhttps://t.co/J52hVE1tXO
色褪せない蛍光タンパク質StayGold
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年4月26日
従来の蛍光タンパクより圧倒的に安定(半減まで3時間)二量体形成するため、タグには不向きだが、分子内で二量体化するtdStayGoldも開発。単量体は開発中https://t.co/1liIXL6e9qhttps://t.co/iNKGL8a4av
上皮中で癌化した細胞や死ぬ細胞がATPを放出→その受容体を介して周りの細胞でROSが上昇→細胞の運動性が上昇→原因細胞に向かって移動→細胞が除去される。https://t.co/b06ovA0QoS
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年4月13日
ヒトの卵母細胞ではマウスなどと比べて紡錘体が不安定で染色体異常が起きやすい。なぜか?
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年2月10日
マウスで関連遺伝子をRNAi→KIFC1欠損で同様の不安定性。実際ヒト卵母細胞ではKIFC1の量が少なく、その強制発現により紡錘体安定性上昇。詳細は著者のスレッド🎉🎉 https://t.co/8IjAlIn30L
線虫の「魅力」の遺伝
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年2月8日
雌雄同体C. elegansは自身の精子で子孫を作る、精子が枯渇するとフェロモンを出して雄を誘因「魅惑」する。同じことが高温25Cによって誘因され、これが低分子RNA経路により世代を越えて伝わる。悪い環境下ではこれにより交雑→遺伝的多様性→進化を促進?https://t.co/dHyt9iCQzN
様々な生物で卵母細胞由来の生殖顆粒は初期発生に重要な働きを持つ。精子由来の生殖顆粒が線虫で初めて発見され、paternalな epigenetic inheritanceに関与することが示された。構成蛋白PEIと同様な蛋白はヒトにも存在。https://t.co/yqMQ86GGKI
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年2月7日
Covid-19による嗅覚異常はなぜ回復しない?
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年2月3日
嗅覚細胞では特異的な嗅覚受容体が発現し、特定の脳領域に投射。受容体発現は核内遺伝子位置(TAD)が重要。感染の間接的効果によりTADが崩壊→受容体発現↓TADが再構築されても異なる受容体が発現と予想される→匂い認識が混乱https://t.co/y9coiGbPmE
蛍光が急速に消失(relax)する蛍光センサー蛋白を開発。蛍光の強度ではなく、消失を計測することで、高い背景シグナルがあっても(例:線虫の腸)それを排除して検出できる。👍👏 https://t.co/qv39QWsSej
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年1月10日
指紋は指よりも手・腕の発生と関係が深い
— Hitoshi Sawa (@dpyNonunc) 2022年1月7日
主に中国人ゲノムと指紋との関係のGWAS解析。転写因子EVIなど腕の発生に関与する遺伝子と相関。マウスEVI1変異で指紋?掌蹠皮膚紋理?が変化https://t.co/Jdv9EF2Wbk